MMD研究所が「2016年スマホ依存に関する調査」の結果を公開しています。
2016年スマホ依存に関する調査
MMD研究所はスマートフォンを所有する15歳~59歳の男女553人を対象に「2016年スマホ依存に関する調査」を実施致しました。
調査からわかったこと
- 10~30代の2割以上がスマホに「かなり依存している」と自覚している
- スマートフォンの接触時間「かなり依存している人」の21.2%が7時間以上と回答
- スマホ依存度チェック、各年代のあてはまる項目の平均は10代が3.7個、20代は4.0個、30代は4.1個、40代は2.8個、50代は3.1個
- 45.2%の人が外出する時にスマートフォンを自宅に忘れて「取りに帰った経験ある」と回答
スマホ依存への自覚
「かなり依存している」が18.8%、「やや依存している」が52.6%と合わせて71.4%。年代別で見ると、10代が21.6%、20代が26.4%、30代の21.8%がスマホに「かなり依存している」と自覚している結果がでています。
「かなり依存している人」の21.2%が7時間以上
「かなり依存している人」の2割がスマホを7時間以上使用しています。さらに5時間未満の利用者も多いです。また、「やや依存している人」のスマホの使用時間は2、3時間が多いという結果がでています。
スマホ依存度チェックリスト
以下が調査で使われたスマホ依存度チェックリストです。
- ちょっとした時間にスマホをいじる
- 寝るとき、スマホを枕元に置いている
- 情報収集源がほとんどスマホ
- 移動中、スマホを持ち歩きチェックしている
- スマホ無しでは、1日過ごせない
- スマホが身近に無いと、とても不安になる
- トイレに行くとき、必ずスマホを持って行く
- 食事中でもスマホを見ることが習慣になっている
- 着信していないのに着信音が聞こえたり、振動を感じたりする
- 入浴の際、脱衣所に必ずスマホを置いている
- 人と話しているときも、スマホに接触している時間が多い
- 対面にいるのにチャットで会話するあてはまるものはない
10代が3.7個、20代は4.0個、30代は4.1個、40代は2.8個、50代は3.1個当てはまる結果となっています。
45.2%の人がスマホを取りに帰ったことがある
およそ半数の人が家にスマホを忘れた場合に取りに帰っている経験があります。また、10分程度で時間であれば取りに戻る人は多いことがわかりました。
調査
- 調査期間:2016年5月13日~5月14日
- 有効回答:553人
- スマートフォンを所有する15歳~59歳の男女
この記事の結果から気になることがあります。
- 「かなり依存している人」のスマホ利用時間は「7時間以上」と「5時間未満」が多いが、「6時間未満」「7時間未満」は少ない点
「かなり依存している人」で5時間未満、7時間以上と時間に間ができているのは、学生や社会人などによって生活において自由に使える時間が異なる点が考えられます。スマホを使用している時間と別の行動している時間との比率で依存していると自覚する使用時間が変わってくるのかもしれません。
MMD研究所のサイトから調査結果のPDF資料がありますので、詳細を知りたい方はそちらをダウンロードしてご覧ください。
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