文科省、「2020年代に向けた教育の情報化に関する懇談会」中間取りまとめを公表。

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文部科学省が「2020年代に向けた教育の情報化に関する懇談会」の中間取りまとめを公表しました。
最終的なまとめは2016年7月末を予定しているとのこと。

教育の情報化の目的は以下の内容です。

2020年代に向けた教育の情報化は、授業・学習面と校務面の両面で ICT を積極的に活用し、教育委員会・学校の取組を効果的に支援することを主な目的とする。

  • これからの社会において必要となる、主体的・対話的かつ深い学びというアクティブ・ラーニングの視点からの授業改善や、個に応じた学習の充実
  • プログラミング・情報モラルを含む情報活用能力の育成
  • エビデンスに基づいた学校・学級経営の推進
  • 教員一人一人が力を最大限発揮でき、子供と向き合う時間を確保できる環境の整備

教育の情報化を加速するためには、国、地方公共団体、学校、家庭の役割を明確にし、それぞれの責任を果たしていくことが必要である。その上で、教育委員会・学校を中心とする取組に対して、関係省庁の連携、首長部局や地域の様々な主体と一体となった取組が重要である。さらに、産学官で目指す理念を共有し、協働的に取り組み、連携した支援体制の構築が求められる。

原文ママ

中間取りまとめでは、2020年代に向けた教育の目的に、子どもの情報教育の充実やアクティブ・ラーニング(主体的・協働的な学び)へのICT活用を掲げています。

また、ICT活用の課題として、授業・学習面、校務面など多くの部分で整備が行き届いていないことが書かれています。

この課題解決のために各学校のICTの格差の是正や運営面の仕組みの統一、教員の指導力向上といったハード面を主に整備することが優先事項として挙げられています。

一方、教育の情報化の目的である子どもの情報教育の充実化については、具体的な内容は書かれていないので、目的を達成するためには少し時間がかかりそうな印象を受けます。

文部科学省のサイトに中間取りまとめの全文がありますのでご覧ください。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/1369536.htm