ネットで性的リスク認識 危険遭遇で教師に相談9%|教育新聞

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子どものネットにおける性的リスクの認識と危険遭遇したときについての記事が教育新聞に掲載されています。

記事の要約

  • 世界の18歳の8割が、子どもはインターネットを通じて性的搾取のリスクにさらされていると認識。
  • ユニセフはこのほど、世界25ヵ国の1万人以上の18歳を対象に、インターネット利用に関する意識調査を実施。
  • オンラインで実際に危険な目に遭遇した場合、親や先生よりも「友達に相談する」とした割合が高い傾向にあった。
ネットで性的リスク認識 危険遭遇で教師に相談9%
ネットのリスクなどをまとめたユニセフの報告書 世界の18歳の8割が、子どもはインターネットを通じて性的搾取のリスクにさらされていると認識。友達がネット上でリスクのある行動を取っていると考えているのは5割。ネット上で危険な目に遭遇した場合に教師に相談する率は1割に満たない――。ユニセフの調査から、そんな状況が明らかになった。この調査に日本は含まれていないが、わが国の状況はどうかについて、中学生や高校生が、自分たちの問題として生徒会活動などで調査をしてみるのも、ネットリテラシーなどを学ぶのに、よい機会となるかもしれない。 ユニセフはこのほど、世界25ヵ国の1万人以上の18歳を対象に、インターネット利用に関する意識調査を実施した。その結果を「リスクと可能性:インターネットとともに育つ(Perils and Possibilities: Growing up online)」としてとりまとめた。 調査の対象国は、アメリカ、イギリス、インド、タイなど25ヵ国。日本は含まれていない。 それによると、回答者の90%近くが「ネット上のリスクを避けられる」と回答。特に、英国・米国では94%が「ソーシャルメディア上で自分を守ることができる」として、ネット上で自ら身を守ることに対して自信を持っていた。 ネット上で人と知り合うことについては、約60%が「ある程度またはとても重要」と回答。サハラ以南のアフリカでは79%が「ネット上で人と知り合うことが大切だ」とした。一方、英国・米国では63%が「そうは思わない」と答えた。相手が身分を偽っていた場合、確実に見抜けるとしたのは全体の36%にとどまった。 ネットを通じた性的搾取のリスクについては、女子67%、男子47%が「性的な内容のコメントや要求があったら不安」と回答。「子どもは、ネットを通じて性的搾取の被害に遭ったり騙されたりする危険がある」と考える者は80%に上っていた。 オンラインで実際に危険な目に遭遇した場合、親や先生よりも「友達に相談する」とした割合が高い傾向にあった。特に中欧諸国では、友達が63%に対し、親は46%、教師は9%にしかすぎなかった。しかし、友達が危険な目に遭った場合に、どのように助けるか知っていると答えたのは全体で半数以下だった。

ユニセフの調査については、いとえニュースでも内容をまとめていますのでご覧ください。

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